花と野鳥

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タンチョウ

アイヌはタンチョウを「サルルンカムイ(湿原の神)」と呼びました。
この言葉からもわかるとおり、タンチョウ(「タンチョウヅル」も呼びます)は北海道東部の釧路湿原に主に生息します。
釧路湿原だけではなく、霧多布湿原や根室市の「ラムサール条約」登録湿地・風蓮湖などにも生息しています。
昭和27年3月29日、特別天然記念物に指定。

タンチョウ
タンチョウ

ユキワリコザクラ

根室市では「市の花」に指定されており、5月から6月に花期を迎えます。
主に東北の高山地域や北海道の海岸に近いところに分布し、特に道東では郊外の道端に生えるほ ど個体数も多く、落石岬や岩瀬牧場が有名です。
ユキワリコザクラはサクラソウ科の宿根草であり、ユキワリソウの変種とみられています。
山地帯~亜高山帯の岩礫地や乾いた草地に生える多年草で、高さは僅か5-10㎝ほど。
初夏、サクラソウの仲間特有の、あでやかでかつ可憐な花を多数咲かせます。
基本種のユキワリソウとは、本種が葉が広卵形ではっきりとした葉柄があることで区別されます。

ユキワリコザクラ
ユキワリコザクラ

千島桜

千島桜は主に千島列島南部で見られる桜で、北海道中部地方以北にも分布しています。
名は千島地方に咲く桜のことから、「千島桜」とつけられました。
花期は5月~7月で、亜高山帯の林内に生える落葉広葉樹で高さは0.5~5mほどの低木、タカネザクラの変種で葉は卵状楕円形、枝はよく分かれ丸みのある樹冠をつくります。
根室市では「市の木」に指定されており、日本一遅く咲く桜として有名な清隆寺は毎年多くの観光客が訪れます。

千島桜
千島桜

ルピナス

ルピナスの名はオオカミに由来し、吸肥力が非常に強い特徴を貪欲な狼にたとえたものです。
耐寒性または半耐寒性の一年草または多年草、一部灌木状になるものもあります。
地中海沿岸地方と南北アメリカ、南アフリカなどに200種以上が分布しています。葉には長い柄があり、草丈は50cm~180cmくらいになります。
春から初夏にかけて、雄大な総状花序をなし、蝶形花を多数咲かせます。宿根ルピナスの大きな物では、花穂が60cmにもなる見事な花になりますが、暑さに弱く、暖地の気候にはあまり合いません。
現在はもっぱら園芸植物として栽培されています。

ルピナス
ルピナス

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